
2018年5月、学術誌「Progress in Biophysics and Molecular Biology」にこの衝撃の学説が発表されました。
タコは軟体動物の中でも知能がずば抜けて高いと言われていて、道具を使いこなし、遊びも覚えるという。
もしかすると宇宙から飛来した生物(エイリアン)なのではないかというのです。
確かにこのルックスは、エイリアンそのものですよね。
1. 宇宙飛来のウイルス
今から、約5億4100万年前にカンブリア紀の大爆発により、生物の多様性が増えたといいます。
タコの並外れた知能と急速進化の理由は、このカンブリア紀に突如として宇宙から降り注いだというスペースウイルスが地球に入り込んできたことだと言います。
この宇宙飛来のウイルスがタコに付着し、タコの遺伝子情報がかなり複雑化したと言うのです。
このウイルスがレトロウイルス・RNA型のウイルスであり、生物細胞のDNAに取り込まれて増殖するものであると言われています。
これによりタコが他の生物より急速に進化したとされています。
2. 未来の遺伝子を持っている!?

タコのゲノム(遺伝子情報)はホモ・サピエンス、私たち人間よりも遥かに多い3万3千種以上多いタンパク質の構造を持っていると言う。
タコのゲノムは、幾つかの大きな遺伝子群が存在しています。
この遺伝子群は、他の動物においても脳の発達制御に関わっていて、タコにはかなり広範に広がっています。
しかし、詳細なまだ不明なままです。タコのような頭足類は、他の動物ではまだ知られていない遺伝子も大量に発見されています。
一部の遺伝子は、洗練された約5億個の神経細胞により腕を再生することができ、それぞれの腕は独立して動き、頭足類の見事なカモフラージュ能力を可能にする皮膚の動きまでもがこの複雑な遺伝子情報によるものなのです。
3. 宇宙からタコの卵が降ってきた!?

研究者は、タコの卵そのものが宇宙から降ってきた可能性もあると言っています。
タコの受精卵んが1つの塊として降ってきたと言われています。
もちろん受精卵だけでは大気圏に突入したところで燃えて無くなってしまうが、惑星に衝撃に耐えられるよう保存され、氷の天体と共に飛来してきたというのです。
地球の落ちた場所が海であり、タコが広がっていったといいます。
まとめ
タコの様に地球上の生物で遺伝子情報が複雑な生物は存在しておらず、どう考えても進化の過程で何らかの影響を受けたとしか思えない。
今後のさらなるタコの研究に期待したい!